逃避行

映画・小説・舞台・音楽

A.B.C-Zの『紅蓮華』踊ってみたが最高で興奮してるから、とにかく共有したいだけ。

CDTVを小田ちゃん目的で録画してて、一応ざっと目を通すだけのつもりが…

 

 A.B.C-Zの”踊ってみた”にめっちゃ興奮した!!!!!

 

なんていうか本当に良い!!!!!ってなって、

名前と5Starz知ってる位でノーマークだったところに

グワん!!

ってこられたらそりゃ驚くわ。

ほんとね、最高だった。

ファンでないのに繰り返し見るくらいにはめっちゃ好きなステージだった。

慣れ親しんでる曲だから余計に惹きつけられたのかもしれない。

観てない人いたら一度だけ見てほしい。

特にドルオタ。

 

とにかく引き画が多くて、私は好きだった。

もしかしたらファンの中では寄りの方が嬉しいかもしれないけど、舞台とかステージ全体のバランスとかを観て楽しむのも一つのアイドルの見方として個人的にはめっちゃ好きだから、嬉しかった。

 

で、まずイントロ〜Aメロ。

後ろから歩いてきて、超かっこいいポーズで順に止まり、”進め〜”で人差し指あげて、からのバチボコに激しいダンス。ロックベースだから激しいのがめちゃくちゃマッチしてるし、バチッバチッとリズムで決まってて、観てて気持ちいい!!

 

からのAメロの始まりでは

前列二人の”群舞”って言って良いのか専門知識ないからわからないけど、落ち着いたAメロに合わせてすごく滑らかな踊りで美しかったし、あの二人の向かい合ったりや背中合わせは二人の間にストーリーが見える感じがしてめちゃめちゃ好み。

あと、Aメロ終わりで塚田さんと河合くんが胸でビート打って両手下に叩きつけてるところに”めちゃかっこい!”ってなった。

 

続く「強くなれる〜」のところ。

戸塚さんが厨二感というか、センターからの右左で他の四人動かしてるみたいな感じでもう私の中の少年心(女だけど)くすぐられて、最っ高だったし、サビ前バク転ここで入れます?!まじ?!ってくらいバク転やり慣れていることに感心した。

 

そして来たるサビよ。

アニメのコンセプトです!ってわかりやすい振りがある上に、ちゃんとかっこいい。足あげ回し(単語知らない)とかめっちゃ綺麗やん。真似したくなるよ、あんなかっこよくされたら。(アクロの真似は無理)

んで、「世界に打ちのめされて〜」のところで、ジャンプターン(?)的なのしながらの刀っぽい振りがめちゃカッケー!!!

からの次の瞬間

えっ?河合くん座るん???っていう驚きがあり、

その後「紅蓮の華よ」で花を歌詞に合わせて5人で作ってるんだけど、それがまあ最高。なんだろ。なんか、立体的に見える。もう完璧よ、カメラの角度も含めて。

っていうかさ、どこまで考えて作られてるのかはわからないけど、河合くん座るってなったらカメラは基本自動的に下側からになりそうだからを意識しながらその角度が綺麗な花を作れる位置ってわかってて河合くん座らせてるんなら、凄すぎん?!最強やん。

直前の刀抜くやつも、下からだったからよりかっこよく見えたし、そこまで考えてたら強者やん?(上から目線失敬)

 

あと最後の塚田くんのポーズも良かった!顔は見えてないけどだから良い!!

 

そしてこの振りを作った五関さんSAIKOU!!!

ダンスの知識はあまり多くないから詳しいことはわからないけど、この「紅蓮華」の曲に対するダンスでここまで興奮すると思わなかったし、めっちゃ良いものを観れて嬉しい。ありがとうございます!!!!!最高です!!と大きな声で伝えたい。

 

今の思いのままをシェアしたくてバーーーーっと興奮したまま書いているので、語彙や言葉遣い等で気分を害される方がいたら、ごめんなさいm(._.)m

 

ゆずりんごの蜜

CDTV ライブ! ライブ!|TBSテレビ

 

P.S.

正直楽曲に興味が湧くよりも、

めっちゃライブや舞台、ステージを観てみたいって思い始めてるなう。

 

『島はぼくらと』を読み終わって思ったことを書いてみたい。(ネタバレ含む)

「島はぼくらと」読み終わりました!!!!

 

ってことで、共有しておきたいと思ったことを書きたいので書いてく!

共感してくれる人いたらいいなぁ。

前置きしておくと、私は読書家というわけでもなく書評ができるほどの語彙や読解・作文力も無いので、まぁダラダラ感想文と思って気軽にみてほしい、お願いします(笑)

 

 

 

 

※以下ネタバレ含む

全体のざっくりとした感想

島の主人公にあたる学生4人にとっての日常のような非日常のようなお話だなっていうのが第一印象。今まで当然だと思っていたことが、崩れたり新しい風が吹いてきたりして当たり前じゃなくなっていく過程や島で生きることとは何を意味するかを知っていく様子が素敵な描写と共に描かれていると思った。様々な小さな謎(例えば両親や祖父母の過去、Iターンやコミュニティーデザイナーの素性、幻の脚本等)が散りばめられていて、それが日々の生活の一部として溶け込みながらも明かされて新たな日常へと移り変わっていく。でもその新たな日常も当然の日常にいつの間にかなっている、凄くその点に関して共感性を強く感じた。私は島育ちではないから、違うところはもちろん沢山あるけれど、”故郷”というキーワードで似通ったところも少しあると思ってる。そして村特有な人間関係が面倒くさそうに思えるけど、少し羨ましかったりもした。4人の関係性の初々しさや東京での”冒険”に青春を感じたし、そういう経験をしていることにちょっと嫉妬する。

好きなシーン

・武智のおばちゃん(P.238)

 「さえじま」がテレビの取材を受けるかどうかで村長と揉めて、「さえじま」の存在意義と朱里の母親が会社に対する想いを語る場面。島を大切に思っても、決め手に欠けて残れなかったのではと島に帰りたかった武智のおばちゃんに対して後悔している朱里の母親が「さえじま」をどうして守って頑張っているのかを話しているのを読んだ時、うるうるしちゃった。後悔ってどうやったって後悔のまま残ってしまうけど、それを強い想いに変えて、「島での居場所」を作って島の人たちがここにいてもいいという明白な”存在場所”を守る、と頼りになる朱里の母親の姿がとってもかっこよくて惚れる。

・村長とヨシノ(P.282)

テレビのことでギクシャクな雰囲気があったにも関わらず、ヨシノの最後の滞在の日、普通に会話して、しかも村長は手伝えることがあれば助けるとも提案していた。このシーンに関して、大人ってこんな人たちのことを言うのかなとも思った。村長には村長の、ヨシノにはヨシノの大人の対応があって、やり方があって、考えがあって、相容れない事があるけど引きずりすぎないし、必要なら必要と言う。この時、朱里と同じ気持ちになった。村長は個人的な事情はありながらも、火山の島を本当に大切に大事に責任を持って守ってきて、災害時の”人”の難しさを知っているからこそ、福島に行くヨシノにも提案したのかなって思うと、二人ともかっこいい。

好きなセリフ

登場人物が言ったセリフや心に残っている文。今回は特に後半が多かった。

・「僕、医者なんだ」(P.260)

未菜ちゃんの赤色の吐物で蕗子が混乱の中、本木が自分の素性を明かすところ。優しさがあって、安心させられる最強な一言。医者に向いてないと医者になるのをやめたけれど、医師免許を持っていると言う点で一歩蕗子や朱里たちと近づいた場面だからこそ、印象的。というかかっこ良すぎよね、どうしていいかわからない不安な中でこのセリフは。

・”子どもは、必ず戻ってくる”(P.373)

幻の脚本が二十パターンもある理由を語った作家さんの言葉を朱里が大阪の帰りに思い出したところ。噴火があって今は少なくても、絶対戻ってくる、という意図。噴火があった頃の島の人たちは一時避難したり去っていく人までいて不安だっただろうし、寂しかっただろうし、何よりこの島の先行きが怖かったのもあるだろうけど、その中でこの脚本が朱里の祖母や特に碧子さんにとっての”光”や”希望”みたいな支えの一部だったのかもしれないなと思う。故郷や大切な場所がなくならないための。そう言った意味でも、この脚本家さん、すごい。

・「衣花。ーだから、待っててよ」(P.407)

新が衣花に言ったセリフ。これはもう、キャー!(//∇//)案件ですよ。ニヤニヤしちゃったよもう、初々しすぎて!!自分の気持ちがはっきりしてなくても、これ言われちゃ、ときめきMAXでしょーよ。いいなーいいなーいいなー。別の箇所に比べてここの文章だけ異様に語彙力ダウンしてるけど、気にしないで。キュンキュンするっきゃないっしょ、この場面は。

・”私はここで、生きていく。”(P.409)

高校生としての一番最後の場面、衣花の覚悟が本気だって伝わってくる。印象に残る強い一文だなって思った。不安要素もあるけれど、島で生きていくことを決断するような。どう言語化していいのかわからないし、なんなら私自身、自分が何言いたいかよくわかってないけど、素直にかっこいいって思った。

 

赤羽環(P.340)

この名前を聞いた時、あれ?なんか知ってる…。って思い出したよ、スロウハイツの神様。結構前に読んだから、内容があやふやだけど、流石に名前は覚えてたみたい!全く事前情報なしでこの作品を読んだから出てきた時は驚いた。辻村深月先生のこういう繋がっているところ好きです。またこれを機に、スロウハイツの神様読み直してみようかな。

 

幻の脚本の凄さ

フィクションだとわかっている上で話すけど、この作品を作ったウエノ氏がプロだなと感じるのはやっぱり学芸会の脚本だということをしっかり意識していて、且つその学芸会の意義を理解して脚本を書いているというところだよね。”島と学校が、観ている人を交えて盛り上がることだ。”(P.372)はまさに的を得ているし、そこに他の演劇脚本と遜色ない熱量が込められているってすごいこと。そして正にその意図通りにこの学芸会が成功していることに感動した。脚本家になりたいわけじゃないけど、こういう状況に応じて物に関わらず熱を持ちながらするプロの仕事って憧れるなぁ。

 

最後に

よくよく自分の感想文たちを読み返してみると、私は”かっこいい”基準で感想書いてるんだなってわかってくる。もっとぴったり当てはまる言葉があるかもしれないけど、それが出てこずに似たような語彙ばっかになっているのがなんとも恥ずかしい。これからもちょくちょく感想書いていこ。今回初回でまあまあ時間がかかっちゃったから、次回からはもう少し短くなるかもしれないけど。

 

ここまで読んでくれてありがとう。

 

ゆずりんごの蜜

島はぼくらと

 

P.S.

どうでもいいことだけど、もしこの作品の登場人物で推し選ぶなら、新かな。

衣花も好きだから嫉妬なんかはしないけど(笑)

では。

今まで観なくてごめんなさい!!『愛の不時着』を語りたい。(一部ネタバレ含む)

 

NETFLIXで愛の不時着を観終わったんだけど…

今まで観なくてごめんなさい!!

ってくらい良かった。

みんな話題にする理由がようやく理解できたかもしれない。

あまのじゃくで、人気だからって今まで観なかったのがもったいなかったな。

 

 全体的な感想

1話ごとが映画並みに超長くて、最後まで行き着くのに結構時間は有するけど、時間さえ確保できれば問題なく観続けられた。

15話以上あって、さらに1話ごとが長いと話を伸ばした感じになったりしがちだけど、そんなことは全くなく、中身がとっても充実してて、ちゃんとサブキャラまでしっかり作り込まれて且つ話に組み込まれていて、感情移入がしやすい。

ドラマってとりあえず1話見てみて、続き見るか決めるところがあるけど、1話みてちゃんと続きが見たいって思えたし、しかもよくドラマで見る「真犯人は誰だ」とか「この影は一体…」とかそういう引き摺り方をしなかったので、イライラせずに済んだ。だから最近多い考察やドラマの展開を予想することで楽しむエンターテインメント性はあまりないけど、純粋にドラマを楽しめるのがすごく嬉しかった。

 

(以下ネタバレ注意)

 

ストーリーに関して

悪人がはっきりしていて、さまざまな”愛”を丁寧に積み上げて描かれていて、見やすかった。

恋愛の部分に関しても、フィクションなドラマだし運が良かったりいろんな事件が起こるようにはなってるから”現実ではあり得ないでしょ”な部分とか”財閥令嬢の美人と地位のあるイケメンだから成り立つんでしょ”なところとかはもちろん所狭しと並んでくるけど、感動的だったり悲劇的だったり感情に入り込んできて自然だったから、個人的には気にならなかった。

伏線を引いて回収するということはもちろんあったけど、この伏線は一体どう繋がってくるんだろうとかあんまり気にならなかった。本当に純粋にお話を楽しめる。

この作品に多いのは男女関係に限らず、「実はこう思っていた」とか「裏でこんなことしていた」があってそれにまだ気づいていない相手がいつ気づくのかっていう点で、そこが見どころというか、私がこのドラマを観続けていたポイントの一つかなって思う。

もう一つの点は夢をよく出してくること。シーンがあって夢オチでしたー、ではなくてちゃんと夢の中に現実から入って夢を見て心情を語るような描写とセリフを持ってくる上手さはさすがだなと思う。よく韓ドラは夢オチシーンあるけど、この愛の不時着の夢への持っていきかたはすごいなと思った。

〜余談〜

というかこのお話、心の片隅に隠れてた乙女心を揺さぶるの上手すぎ。

ロミジュリ並みに愛し合うことが難しい二人が出会って恋に落ちるし、

イケメンが銃撃戦するし、戦闘するし、

現実的ではないけど、”運命の相手”がいると夢を見させてくれるし。

ときめくしかないでしょ、もう。

し、か、も。

ブコメではないから、泣いたり笑ったりがうるさくないし、

軽いキスより上の段階の描写がないのも良かった。

「太陽の末裔」が好きな人だったら、好きそうなドラマかもしれない。

北と南の人間が恋に落ちるお話は前にもみたことがあるけど、

やっぱり設定だけじゃなくて、中身があってこそ設定なんだなと感じる。

あと、スパイの話じゃなくて良かった。

最終話はもうお片付けみたいなものだからつまらないところはあったけど、次男の罪がちゃんと暴かれて、北での友人も忘れず、ほぼ100%離れなきゃ行けないから悲しいはずなのに、ほぼ全てがハッピーな方向へ繋がっていて安心した。 

私が一番悲しくなったのは、クライマックスのクスンジュンが誰も悲しんでくれる人がいないと子供にお金を恵んでソダンにきちんと告白してこれからって時に助けに行って亡くなっちゃうところかな。理由はのちに説明する!

キャラクターに関して

北での生活がすごくアットホームというか、村コミュニティーならではの描写が沢山あって、イラっとすることもあるけれど、良いところも沢山あって、見てて面白かった。”助け合い”で人と人が結びついて、現金なところはあるけどそれが可愛らしくなるし、冷酷な人間がいなかったのも救い。

リジョンヒョクが超強いイケメンで、堅物だけど誠実でまっすぐで実直なのがもう素敵すぎる。表情には出ないけど、もう行動が最高に紳士だし、でも嫉妬が可愛らしくて愛されているユンセヒが羨ましかった。しかも誰も見捨てず、責任感も男気もあって、行動力もあるからもう、そりゃ主人公でしょ。

ユンセヒも難しい環境で育ったが故のあの堂々とした態度と皮肉たっぷりで強気な口調で家族や会社の人間に当たるけど、実は気弱でその性格が全面に出ている北での生活でのギャップが可愛らしかった。このキャラが苦手の人は割といそうだから、その場合は観続けるの厳しいけど、でもここぞというときに嘘をつく上手さ、村コミュニティーナチュラルに入るスキル、自分が不利な立場になった時の機転の良さ、頼りがいもあるし強くて素敵だなと思う。

ソダンもいいキャラだよね〜。一番不遇な3番手キャラで可哀想ではあるけど、ツンデレで健気だから好きだな。好きな人に全く見向きされないのに婚約者という地位にいる、一見良いように見えるけど、一番辛いよなぁ。そしてクスンジュンとの関係も、いい。クスンジュンの心を開かせて、その時だけは着飾らず素直になれちゃうなんて、可愛らしい。最後は本当に悲しすぎるけど、逞しい。

クスンジュンがこの作品の中でキャラとして一番好きかもしれない。詐欺働くし、嘘つきまくりだから、善人ではないけれど、決して悪い人ではないというところが特に刺さる。自分を嘘で守っているような人だから、側にいてあげたいって思っちゃう。そしてソダンには心を開いて嘘をつかないと約束して守っているところとかいいよね。だから彼が死んじゃうシーンは本当に悲しかったし、ソダンとの関係がハッピーエンドで終わってほしかったけど、作品としては彼が亡くなるのは多分正解なのかなとも思うから、もうなんとも言えない感情になっちゃった。そして私はやっぱりサブキャラの恋愛が好きなんだと思い知ったよね(笑)。

番外編でソダンのママの話をすると、彼女は本当に強い母親だなと思う。最初の方はうるさいし勝手だなと思ったりもしたけど、後半になるにつれて、娘を大切に思い守ることに必死で、夫が亡くなってから家族を守るためにそうやって戦ってきたんだなって思うと、いざというときに頼り甲斐のあるかっこいい母親なのかもしれないな〜なんて思ったり。

悪役の人たちも許せはしないけど、寂しかったり孤独だったんだなって感じる。もちろん肯定はしないけど、対応や環境等、性格はさまざまな要因で変化するっていうし、出会い方や誰か一人でも執着に代わる何かを与えられる人間が側にいたら違ったのかもしれないって思うと悲しいなとも思った。

 

最後に

とにかく長かったけど、お気に入りはやっぱり最後のクスンジュンかな。

まだみてない人はとりあえず1話をみてもらえれば好きか嫌いかわかると思う。

純粋にドラマのお話が楽しかったし、面白かった。

また言いたいこと思い出したら、追記します。

では。

 

ゆずりんごの蜜

愛の不時着 」なぜ爆発的ヒット? 北朝鮮出身者も協力した制作の舞台裏 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

P.S.

もしこの記事を読んでくださった方で、おすすめの韓ドラがあれば教えてください!

UNBがもうデビューから3年も経ったんだって。

本日4月7日はUNBがデビューした日。

3年って短いようで長いから、

あの日が懐かしく思える。

 

↓感覺のティザーが出た時はワクワクしたなぁ。

未だにこの予告は映画みたいでとても好きで、

意味が知りたくてわざわざ沢山ネットを調べたのも懐かしいな。

(ちなみに、アンドレジイドの『地の糧』というフランス文学の引用だった)

 


www.youtube.com

 

THE UNIT(通称:どゆに)が終わって2ヶ月弱、ずっーーとドキドキしてた。

そして『感覺 / Only One』でデビュー。

どちらも最高にいい曲で…嬉しかったなぁ。

 


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↑ 感覺はビートが心地よくて、体がつい乗ってしまう曲。

ダンスもPoppin' の要素が多くて、振り付けも凄い。

全員ダンスが得意だからか、元の振り付けに個性が加わっていてさすがだなと活動期思ってたな、そういえば。

 

↓感覺のダンス振付動画


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 

↑ ONLY ONE は感情的になってしまうセンセーショナルだけど美しい曲。

「우리라서 고마워(僕たちだからありがとう)」という歌詞が印象的で、

彼らが辿ってきた道があるからこそ歌えたって思ったら胸にグサッとくる。

歌詞がものすごくファンには刺さるし、メロディーもいいんだよねぇ。

ちょっと弱ってたら私的には泣いてしまう…。

 

この2曲、どっちも素敵なんだよな。

聴けば聴くほど好きだ!ってなる。

だけど第1印象というか中毒性が足りないところがあって、あんまり飛ぶように売れたわけではなかったからそこが残念だったけど、MVがこだわっていて安心してた。

 

そういえば沢山バスキンしてたよね。

韓国には行けなかったから、いろんなファンが撮影した動画見て楽しんでたな。

ONLYONE歌ってた時に音声ハプニングがあった時アカペラで続けていたの観て流石プロ!って思ったり、音響が最悪な環境でも歌声が最高で素晴らしくて、さすがUNBだなって思った。

 

歌もダンスもできて、面白くて、発する言葉の重みを考えてしっかり伝えてくれる、アイドルとして素晴らしいUNBが今でも大好きだし、UNBの形はなくともそれぞれの道で頑張っているのを見ると嬉しくなる。個々の活動はもう追い切れてないけど(というかK-POPから離れつつある)、インスタやツイッターは今でも見てるし、気になるドラマに出てたり新曲出したらチェックしてるよ!って言いたい。

 

UNBの経験が、多くある糧のうちの小さな一つにでもなっていたら、ファンとしては十分。

素敵な男性になってほしいなと思う。応援してるよ!!!!

 

ゆずりんごの蜜

 

P.S.

もしメンバー同士で会う機会があれば、写真をSNSにあげてくれてもいいんだよ?と本人たちに言いたい。それだけで、非常に湧く単純なペンなので(笑)じゃ。

 

人間愛と幸

映画『his』

初めはLGBTのお話かと思ったが、

次第にそれだけではないと気づく。

 

人の温かさや子供の純粋さに触れることで、

主人公達は自分が納得のいく”あり方”を見つけることができたのではないのだろうかと思う。

そして人間同士が影響し合うことでそれに気づく出会いも大切だと感じた。

 

 

田舎の穏やかさが観ていて気持ち良い映画だった。

餅つきや公民館での集いなど、人間を大切にして助け合っているその空間がとても素敵で、少し羨ましい。

 

結末も子供にとっての幸せを考えた末の結論がきちんと形になってホッとした。

何気ない言葉に重みがあり、観てよかったと思う作品だった。

消去不能の記憶

映画『記憶屋 あなたを忘れない

脳というのは便利なもので、

嫌な記憶を薄めてくれる。

例えば中学・高校時代の思い出。

大変なことや嫌なことが沢山あったはずなのに、

戻りたいと思えるような良い記憶の方が棲みついている。

全部をまっさらに忘れることはできなくとも、

”いい感じ”に仕上げてくれている。

 

但し、全員がそうとは限らない。

心に深く突き刺さるほどの傷は今すぐに忘れてしまいたい。

でないと生きていけない。そんな記憶もある。

映画の中の主人公はどんな記憶も忘れてはいけない、

乗り越えるべきだと主張する。

対して、彼の幼馴染は忘れないと幸せに生きられない出来事だってある、

記憶屋はそんな人たちを救っていると言う。

どちらが正しいのだろう。

 

主人公と彼の大学に来た弁護士が出会い、

記憶屋に会うため、記憶屋の謎に迫っていくストーリー。

でも激しいものではなく、人間味のあるミステリーだった。

原作を読んでいないので、読んでみたいとは思ったが、何か物足りない印象。

理由は分析できてないので、不明。

しかし、カジュアルなトークセリフは好きだったし、情景を写すカットは綺麗だった。

役者さんの方々も申し分なかったと思う。

 

自分ならどの立場かなと考えながら観る作品。

『望み』は絶望と希望が入り乱れる複雑な重さがある。

映画『望み』

終始、暗く物事が進んでいく。

息子は被害者なのか、加害者なのか。

確かな情報が何もない中、

色んな人に家族は苦しめられる。

 

被害者であっても加害者であっても、

そこにあるのは絶望しかない。

被害者であれば肉体の死を意味するし、

加害者であれば信じていた息子は消え、家族は今よりも苦境に立たされる。

 

マスコミや記者、息子の同級生など。

どちらを望むかなんて酷だけれど、

登場人物は皆、どちらかを望んでいた。

その中でも、親の苦悩は痛いほど伝わった。

生きていることに希望を持つのか、

優しい子であることに希望を持つのか。

 

 

言うなれば、全然私の身に関係のない家族の話。

なのに容易に感情移入ができた。

はじめの家族写真を見たことが効果的だったのかもしれない。

さらに警察の方の無感情ぶりが

家族の感情をより際立たせていた気がする。

あとは役者さんの演技。

皆さん素晴らしかったです。

 

個人的には岡田健史くん演じた息子の規士に少し共感した。

親の言葉は少し鬱陶しいなと思うことがあるけれど、

心のどこかには残っていて、的を得ていることが多くて。

でも素直になるのは難しい。

そんなところ。

 

最後まで胸が締め付けられる映画だった。

 

ゆずりんごの蜜

*・゜゚・*:.。..。.:*

望み

*・゜゚・*:.。..。.:*