美しい。
ただその一言だけれど
奥深さのある演技と技術によって
2人の愛からはみ出す儚さが
上手く表現されていた。
特に照明は印象に残っている。
青を基調とした水を中心に置いた世界。
そこで演技する女性。
光は水の反射で輝きを増し、
彼女をより美しく、儚くさせる。
神秘を感じざるを得なかった。
男性も女性に劣らず美しい。
幻想的で、女性への愛が表現されている。
男性の演技では、光が檻のような枠を作り、男性を閉じ込めた。
彼の筋肉をもアートにする光のあたりは完璧としか言いようがない。
ユニークさも、技の難易度も、音楽も、照明も。
惹きこまれていく魅力がある。
シルク・ド・ソレイユのAmalunaは
体の”美”と光の”美”が生み出す芸術的作品だ
私はそう解釈している。