逃避行

映画・小説・舞台・音楽

淡青な美しさと儚さと...。

美しい。

 

ただその一言だけれど

奥深さのある演技と技術によって

2人の愛からはみ出す儚さが

上手く表現されていた。

 

特に照明は印象に残っている。

 

青を基調とした水を中心に置いた世界。

そこで演技する女性。

光は水の反射で輝きを増し、

彼女をより美しく、儚くさせる。

 

 

神秘を感じざるを得なかった。

 

男性も女性に劣らず美しい。

幻想的で、女性への愛が表現されている。

 

男性の演技では、光が檻のような枠を作り、男性を閉じ込めた。

彼の筋肉をもアートにする光のあたりは完璧としか言いようがない。

 

 

ユニークさも、技の難易度も、音楽も、照明も。

惹きこまれていく魅力がある。

 

 

シルク・ド・ソレイユのAmalunaは

体の”美”と光の”美”が生み出す芸術的作品だ

 

私はそう解釈している。